看護師の役職を紹介
勤める病院の規模やスタッフの数にもよりますが、看護師の役職は大きく3つに分けることができます。自分だけではなく一緒に働く看護師が働きやすい環境を作る「看護主任」、現場の原動力となって部署の目標を達成するために取り組んでいく「看護師長」、そこで働くすべての看護師のトップに立ち経営陣の一員として活躍していく「看護部長」、それぞれの役職に就いた場合にはどのような役割を任せられることになるのか、そして気になる収入を紹介していきます。
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職場の環境を作る「看護主任」
一般の看護スタッフの一つ上の役職となるのが看護主任です。看護主任は看護師長と看護スタッフの間に立つポジションで、看護師の教育や指導などが主な役割となります。業務中は基本的に他のスタッフと同様に看護業務を行っていきますが、働きやすい環境を作るために同僚のケアや必要なときには看護師長にスタッフの意見を伝えていきます。収入面は一般の看護スタッフとそれほど変わらず、管理当直や管理職手当といった手当が支給されることになります。
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現場の原動力となる「看護師長」
現場で働く看護師のトップに立つのが看護師長です。病院に配置されている病棟や外来などの各部署のトップとして、病院が掲げる目標を達成するために必要な部署ごとの目標の設定やそれを実現するためのチームワークの強化などに取り組んでいくことになります。大体15年以上の経験がある看護師が任命されることの多い役職になりますが、収入は大幅に上がり、人口の多い都心部の公立病院の看護師長となると年収800万円ほどになることもあります。
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看護部門のトップ「看護部長」
現場のトップである看護師長のさらに上が看護部長であり、経営陣側の役職となります。看護部門の責任者として看護部の人員や設備の管理、他部門との連携などを行っていきます。そのため、高いマネジメント能力が必要とされるポジションであり、やるべきことも多岐に渡ります。看護師の出世先として最終目標となる看護部長ですが、やはりその分収入も多く、規模の大きい病院の看護部長となるとなんと年収1,000万円を超えることもあります。
出世への近道を知る!
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今の環境では出世できない?
難しいなら転職しよう
今の環境ではどうしても出世が難しいと感じるのであれば、心機一転新しい病院に転職しましょう。その際に役立つ転職方法をここでは紹介しています。なかでも、転職サイトの利用が効率的かつ効果的です。
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出世するために必要なこととは
必要な条件とは
看護師が出世していくために必要な条件を紹介していきます。ただ言われた仕事をこなしているだけでは評価は上がりませんので、ここで紹介する条件を意識しながら日ごろの業務に取り組んでいくようにしましょう。